#CASE2Vol,5
前回、髪のコンディションを考慮してパーマをお休みしてスタイルを作り、乾燥しがちだった毛先も少しずつ変わって来ました。毎回ヘアスタイルの変化を楽しんでいただいていますが今回の上田のアプローチは?
モデル 佐々木さん
佐々木さんのお悩みは髪に元々のクセがあるけれどボリューム感が出にくいところ。そして、今まで印象があまり変わらないことが多く自分に似合うヘアスタイルがわからない。
(現状)
2ヶ月前に全体にパーマをかけていましたが、毛先がダメージで少し先細りしていて乾燥気味。
表面の髪が長いため全体的にボリュームが下に落ちてきている状態。
上田「こんにちは、お久しぶりです。ヘアスタイルどうでしたか?」
佐々木さん「周りの人たちに褒めてもらえます。髪が短いのは良いですね。また短くしたいです!」
上田「かしこまりました。長さは短めでいきたいですが、まだパーマが残ってるのでそこをいかしながらスタイルを作っていきますね」
佐々木さん「はい、よろしくお願いします」
今回、佐々木さんにオススメしたのはカットとカラーリングです。最初の頃はまだ髪にヘナが残っていてオレンジ色気味でしたが、アルカリカラーのアッシュブラウンで染め続けてきたのでようやく色も安定してきました。その良さをキープしていきたいのでアッシュブラウンの色味はチェンジせずに染めることにしました。
トップはボリュームが出やすいようにレイヤーをしっかりと入れていきます。
前髪は短く、流れやすいように。
えりあしは刈り上げない程度にギリギリ短く。
後頭部の高い位置にボリュームが出やすいようにカットしていきます。
そうすることでサイドからのシルエットも抜群に綺麗になります。
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髪にパーマの残りがあるのでムースを揉み込んで自然乾燥をしていきます。
自然乾燥した後はチェックカットです。
さらにシルエットが良くなるように。
仕上がりです。
上田「今日のスタイルはどうでしょうか?」
佐々木さん「なんだか顔の印象が明るくなった気がします。」
上田「華やかになりましたね、綺麗です」
今回のヘアスタイル
最初の頃に比べて髪のコンディションもだいぶ良くなってきた佐々木さんですが、今回、会話をしていく中でカラーをうすい色にしていきたいという要望をお聞きしたので前回のカラーよりもワントーン明るめで染めています。カラーリングはシャンプーをするたびに徐々に色が変化してくるので、2ヶ月後のご来店時に今より明るくなった状態に合わせたカラーを次回は提案する予定です。次回はパーマもかける予定なので、髪のコンディションのことを考慮するとこの方法が痛みを最小限に抑える最善策です。
次回は2017年2月 最終回です。